お金を借りた時に必ず決まる返済期日。
この返済期日通りにお金を返していければいいですが、そんなに簡単じゃない場合はありますよね?
ついつい用意するのが遅れてしまったり、返済日を忘れてしまったり、はたまた返す気がなかったり。
でも気をつけないといけないのが、返済の遅延・延滞によって色々とデメリットが生じます。
代表的なのは延滞による信用喪失と遅延損害金です。
支払いが遅れると勿論お金を借りた会社の信用に傷が付きます。そうなると次にお金を借りる際に若干不利になる場合があるのです。
「別の会社で申しこめばいいのでは?」と思われる方もいますが、実はお金を貸し出す金融会社の間ではその人がどれくらい借りて、どれくらい遅れているのかなどの情報を共有している場合がほとんどです。
つまり、ひとつの会社でも借りたお金はしっかりと期日通りに返していくことが非常に大切なのです。
また、延滞が発生するとついて回るのが遅延損害金です。
返済が遅れると、通常の利息よりも多くの利息が発生してしまいます。
利息制限法によって制限利率の1.46倍までとなっていますが、意外とこれが厄介になります。
例
■借金が10万円未満の場合
年率 20%×1.46 = 29.2%
■借金が10万円以上100万円未満の場合
年率 18%×1.46 = 26.28%
■借金が100万円以上の場合
年率 15%×1.46 = 21.9%
上記のように、利息の%が大きく上昇し、
返済額のみならず、借入残高の合計にかかってくるものなので、実は非常に大きくなってしまうのです。
借金地獄に陥る原因として、遅延損害金が関わっているのも事実といえるでしょう。
期日通りにお金を返すことが重要ということをご理解いただけると幸いです。